今世界中から注目を集める中国ワイン
なんと、中国はぶどう畑の面積で世界第3位!?
OIV(国際ブドウ・ワイン機構)の2023年の統計データによると、中国のぶどう畑の面積は755,719ヘクタールにのぼり、これは東京ドーム約16万個分の広さです。世界的に見ても、スペインとフランスに次いで第3位。ちなみに第4位はイタリアです。
中国には広大なぶどう畑がありますが、その約9割が生食用ぶどうの栽培に使われています。ワイン用ぶどうの栽培面積はまだ少ないものの、ぶどうの栽培に適した環境が整っていることは間違いありません。
2000年以降、ワインへの投資が活発になり、生産量も年々増加しています。ただし、生産されたワインのほとんどが国内で消費されているため、国際的には「中国にワインがある」という認識はまだあまり広まっていません。
2023年のOIVデータによれば、中国のワイン生産量はハンガリーやオーストリアを上回り、ニュージーランドに近い規模となっています。
いまや中国は、ワインのメジャー国と言っても過言ではありません。